【勉強会メモ】2018/7/10 JP_Stripes@エックスサーバー大阪本社
オンライン決済のStripeに前から興味があったので
大阪でのミートアップに行って話を聞いてきました。
端々で折に触れて導入の手軽さが話に挙がっていましたが
事前に軽くAWS Lambda+API Gateway+S3(htmlファイル)の構成で試してみたら
Stripeのコーディングの部分は5分で終わったので
(AWS側の設定間違えてて余計な時間を食った…)
確かにお手軽に決済機能を実装できるようになったなあ、と感心することしきりです。
以下、内容メモ。
あくまで自分用にとったもの&自分が思ったことなので
講演者の方の意図とは違う場合(または単純な間違い)がある可能性があります。ご了承ください。
■JP_Stripeキックオフ&Stripeアップデート
Stripeとは…
ワンストップ&APIでオンライン決済を実現
カード不正利用対策がビルトインされている
他サービス…書面が大変、固定費がかかるなど
クレジットカード会社に審査される必要がある
店のコンディションによって料率がかかる
新しいサービスである(=モダンなビジネスの課金形態に対応している)
→サブスクリプション対応(返金対応も標準対応)
多通貨決済対応
プランの途中変更標準対応
特定月だけのクーポン標準対応 など
キャッシュフローに効く…翌週入金可能
カード情報非保持、非通過を実現
事例…クレカ対応自販機「600」
(実は対面決済にも応用可能)
決済サービス
・PAYMENT…従来のモデル
・BILLING…サブスクリプション用も出る
・CONNECT…C2C用モデル
管理系サービス
・ATLAS…日本から海外の法人登記ができるしくみ
・RADAR…不正対策のためのツール(Stripe全体のデータで機械学習)
アップデート…
・BILLINGのプランがより柔軟に 詳しくは…WP-kyoto
全て、最大3.6%の料率で対応
VISA、MASTERCARD、ALIPay、WeChatPay、ApplePay、GooglePay
■事例セッション StripeでJCBやってみた
どこから申し込む?
→サポートの問い合わせベース(7/8現在)
注意点ほか
・導入するサイトには特定商取引法に基づく表記が必要
・ダッシュボードにログインしてからやると楽
・審査に3週間~かかるので早めに
・connectのCustomでは利用不可(7/8時点)
・実装面での変更は特にない(第三者ライブラリは別、StripeSDKは大丈夫)
・入金は支払日から30日かかる(他は4営業日)
・正式リリースでは4営業日をめざすとのこと
・日本アカウントでは、日本円のみ
・個人事業主の場合、代表者名と銀行口座名を同一に
■事例 マーケティング視点から決済サービスについて考えてみた
マーケ的考え
1 環境分析、全体把握
2 顧客層の違いでグルーピング、顧客絞り込み、優位性を考える
3 戦略を踏まえて、施策の戦略立案(製品、価格、チャネル)
4 実装
決め手・クロージング→重要
ゴールされないと辛い(最終段階での離脱防止)
ユーザにどんな体験を与えるかが大事
Stripeはその手間が不要
■事例セッション デザイナーがSubstriptionの設定を頑張ってみた話
WordPressを使った会員制サイトの開発
要件:
・多言語対応
・ランクによってサービスを変える
・月額性、ドル建てクレジット払い
・支払日を指定したい。日割り計算もしたい。
申し込み月は無料、
・プランを変更すると途中で日割り計算
とりあえず触ってみる
→アカウント作成とテストアカウントはすぐできる
Substriptionは?
→ドキュメントを読む→英語……
→プラグインを探す→要件に適合するものがない
→自分でつくることに
ランクによってサービス内容が異なる→それぞれランクのボタンを設置して支払い
支払日を指定したい→管理画面からではなくボタンを押すと顧客登録&支払日を自動設定
プランの作成→管理画面から設定
顧客の支払い→サイト内で対応
つまずいたところ
SDKをインストールしていなかった
まとめ
非エンジニアでもStripeは使える
・ユーザ数が多いので情報が多い
・サポートが丁寧(丁寧なメール、Twitterのつぶやきへの反応
・管理画面がわかりやすい